アラベスク装飾とは
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アラベスク装飾とは
アラベスクとはイスラム芸術から生まれた葉のモチーフの組み合わせによるデザインを指します。
日本では類似したデザインとして唐草模様があげられアラビア様式の装飾という意味でアラベスクといいます。
枕草子に「蒔絵は唐草」という記述があることから7世紀には中国や朝鮮半島経由で伝わってきていたと考えられています。
リバイバルブームを経て定着したアラベスク模様
ヨーロッパにはルネサンス期に伝わり現在では世界中で室内装飾などに用いられる人気の装飾。
しかしその起源は古代ローマ期のアカンサス模様のような蔓模様がイスラム圏に伝わったこととされています。
線と渦巻、うねりなどの組み合わせによって流れるような装飾を自在に生み出すことが可能です。
また一定のリズムで繰り返したり反転させることで広い面積に一定したデザインを年置できる。
近年ではSNSなどを遠いしてその書き方を紹介している方もいらっしゃいますが、数種類の基本的なモチーフと決められた定義があり、コンパスなどを利用して数学的に描く場合もあるので格調高い模様を描く場合は非常に難易度が高くなります。
近年では西洋的な表現(写実的な鳥や魚の絵など)との融合でアートとして書かれている方もいらっしゃいます。
連続して広がる模様は繁栄と生命力を象徴し、装身具のデザインモチーフとしても非常に人気があるデザインです。