富と繁栄と豊穣の「豚」モチーフ
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縁起物とされている豚
ヒンドゥー教など一部の地域で不浄であるとされている豚。
見る人や地域によって印象が変わってくる豚ですが、実はドイツやオーストラリアなど欧米では豚は縁起のいい動物とされています。
ドイツでは思わぬ幸運に恵まれたとき「豚を手に入れた。」幸運であることを「豚を持っている。」などといいます。
英語で「Pig might fly」(豚が空を飛んだ)という慣用句は、ありえない事が起きたということから、「ラッキーなことがあった」「奇跡が起きた」という驚きを表すとともに非常にポジティブな意味で使われています。
また豚肉をよく食べる中国では多産多幸と金運アップの象徴です。
世界各地にあらゆる逸話があることがわかる通り古くから食肉としても人類の歴史に深くかかわっており、ギリシャで出土した前6世紀の土器にも絵で描かれる非常に人間に近しい動物です。
縁起物として幸運の豚のアクセサリー
実はゴールドのジュエリー、またはゴールドカラーのアクセサリーというのは調べてみるとたくさんあります。
ゴールドにダイヤをビッシリと留めた豚モチーフのジュエリーも珍しくはありません。
「かわいいから」という印象だけで作られているものもありますが、動物モチーフのアクセサリーというのは何かしらの意味を持っていることがあるので幸運のお守りとして購入してみるのも面白いかもしれません。
アクセサリーに使われるモチーフの意味というのは西洋絵画のモチーフの意味がそのまま来ている場合も多いのですが、豚と四葉のクローバーを組み合わせたグリュックシュヴァイン(ドイツの雑貨)のようにものによっては絵画とは関係なくジャンルとして確立しているものもあるので調べてみて自分で組み合わせてみるのもも白いかもしれませんね。