ジュエリーにおいてファッション性の高い鳥モチーフの意味と由来

ジュエリーにおいてファッション性の高い鳥モチーフの意味と由来

力強い印象と平和などの柔らかい印象など満載

鷹

アクセサリーなど多岐にわたって使われている「鳥」



鷲(ワシ)

ハチドリ

上記のように鳥と言ってもそれぞれ鳥の種類で意味や印象が変わってきます。

想像上の生き物である鳳凰(フェニックス)も鳥と言えば鳥です。

アンティーク関係でも山ほど使われているモチーフなのでちょっと意味を覚えてから探してみると面白いかもしれません。

鳩を始め鷲などいろんな鳥がいるのでその印象も千差万別の鳥です。

 

平和と愛の象徴である鳩

古代ギリシャでアフロディーテに寄り添う存在として平和と愛の象徴だったり、キリスト教においては聖霊の象徴の鳩。

基本的に真っ白な鳩がそういった象徴として描かれます。

一羽で描かれたり二羽で描かれたりとどのような感じでアクセサリーになっているかは色々ですが、基本的に穏やかな印象を与えるアクセサリーのモチーフとして使用されます。

 

紋章などにも使われる権力や力の象徴である「鷲」

鷲

ヨーロッパの歴代王族が好んで紋章のモチーフとして使用したのが「鷲」。

正面向きの胴体と横向きの頭部を組み合わせた「エプロワイエ」が基本になっています。

王侯貴族が使ってきた関係か権力や権威を感じさせるモチーフになっています。

キリスト教的には太陽に向かって飛ぶ鷲が聖ヨハネの象徴になっているので宗教的には卓越性などを意味します。

時代的に古代ローマの軍旗として使われていたこともあり大空を悠然と飛び鋭いまなざしをしていることから「王者」をイメージさせます。

中世ヨーロッパで紋章として使用していた王族で有名なのはトランプのハートのキングのモデルでお馴染みのカール大帝が一番でしょう。

カール大帝が使っていたことからナポレオンも「稲妻をつかむ鷲」をエンブレムにしていたので「強い権力者=鷲」という構図が出来上がっています。

貴族だけでなくルネサンスで隆盛を誇ったメディチ家の紋章も一時期は「ダイヤモンドをつかむ鷲」でした。

現代ではアメリカの国鳥がハクトウワシという事もあってアメリカの軍のエンブレムに鷲が使われています。

 

インディアンジュエリーで大人気の「イーグル(鷹)」

インディアンジュエリーで大人気のイーグルはリーダーシップと名声を意味する空からの使いとされています。

イーグルの場合はフェザーと同じように完全にファッションに溶け込んでいる印象があるので、そこまでモチーフの意味に気を使う必要はないかもしれません。

 

ハチドリ(ハミングバード)は幸運を運ぶ鳥

ハチドリ

幸運を運ぶ鳥であるとともに美しさや愛の象徴でもあるハチドリ。

ネイティブアメリカンの神話にも登場するのでインディアンジュエリーにも頻繁に使われるモチーフですが、実は欧米のジュエリー&アンティークジュエリーでも(ダイヤなどをゴリゴリに留めたものを)結構見ます。

実際に愛らしい印象の鳥で色も派手なので、華やかでカラフルなジュエリーになっていることが多いですね。

 

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