エッグ・アンド・ダーツというギリシア発祥の連続模様

神殿建築に用いられた古代のモチーフ

古代ローマの神殿の柱頭装飾にエッグ・アンド・ダーツという卵と鏃(やじり)を交互に配置した模様があります。

古代ギリシアやローマの神殿建築に欠かせない装飾の一つで、名前を知らなくてもモチーフ自体は目にしたことがある方も多いはずです。

卵と鏃、卵と舌、卵に入り箇所に植物の葉っぱのモチーフが追加されるなど、基本デザインから他のモチーフとの組み合わせが時代によって生まれ長く愛されてきたモチーフです。

 

調度品にも使われるようになり室内の装飾に

古代から愛されたモチーフはルネサンス以降の反発として生まれた新古典主義によって復興され、調度品など室内の装飾としても取り入れられるようになりました。

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