モノグラムというデザインの起源と由来

視覚的にわかりやすく人気が高いモノグラムの由来

モノグラム(組み合わせ文字)は非常に人気が高いデザインモチーフです。

モノグラムと聞いて有名なブランドをいくつか思い浮かべる方も多いと思いますが、文字を組み合わせたシンプルで個人や団体を認知しやすいデザインのためその起源は古く宗教や中世の王侯貴族の権威の象徴としても用いられました。

 

キリスト教を表すモノグラムの聖性の象徴

モノグラムは基本的に人名や地名などのイニシャルやスペルを組み合わせて図案化したものです。

イエス・キリストを表すアルファベット3文字は、ギリシア語におけるクリストスの最初の三文字やラテン語に由来しており現代でも尊ばれています。

建築や器物、宝飾にも記されたキリスト教の伝播と主に土地土地に装飾が文字周りを彩るものが多くあるため、単純なモノグラム単体というよりもケルト系の写本のように周りの装飾も含めたデザインとして多彩なものが見られます。

 

王侯貴族の洗練されたモノグラム

大昔の認知されることが目的のモノグラムから、時代が進むことによってデザイン性が高くなってきます。

それこそ中世ではデザイン性がそこまで進化していなかったこともありますが、モノグラムは記されているという信用性が主要な目的となっていました。

王侯貴族の宝飾品や記念品に記されるモノグラムはデザイン性が高く、コペンハーゲンで作られたデンマーク王太子の結婚記念の皿に描かれたモノグラムは一目でアルファベットが認識しづらいほどデザイン性がメインになっています。

 

ブランディングや企業ロゴとしての発展

現代においては一周回って一目でどこの企業かわかるようにシンプルなデザインになっており、冒頭で紹介したとおり企業ロゴとしてモノグラムを目にする機会が一般的です。

個人を特定するのではなく団体や所属を証明するものという意味では日本の家紋に近い印象になっているのかもしれません。

 

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