アクセサリーなどに使われる吉祥紋様としての亀の意味と由来

長寿と幸運の象徴である吉祥紋様の亀

亀は日本をはじめとしたアジア圏、ハワイなどで非常におめでたい存在として崇められてきました。

非常に有名な東西南北を守護する古代中国における四神の一つである玄武として描かれるように、神としてまた天地そのものの象徴として描写されることもあります。

そこから日本や中国では吉祥紋様の一つとして亀のモチーフは広まりました。

日本においては、長生きをして尾に改装がついた蓑亀(みのがめ)が「亀は万年」の言葉の通り長寿の象徴とされています。

仏具で彫る亀も蓑亀です。

 

他の吉祥紋様とセットで描かれる亀

先述した長寿の吉祥紋様を例に挙げると「鶴は千年、亀は万年」というように鶴とセットで用いられます。

その他には、松竹梅や蓬莱山を背負った姿で縁起の良さを感じさせるモチーフを強調することが少なくありません。

 

ハワイにおいての幸運の象徴で海の守護神

ハワイアンジュエリーにおいての亀のモチーフは幸運の象徴のホヌとして広く知られています。

しかしその他にも、人の縁を運んだり人を災害から守る守護神であるなど、縁起の良さが全部盛りになっている最高に縁起の良いモチーフとなっています。

 

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