トカゲモチーフアクセサリーの意味と由来
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トカゲは神秘性と知性の象徴で幸運をもたらす守り神
インディアンジュエリーをはじめアンティークジュエリーの人気のモチーフの一つとして爬虫類をモチーフにしたジュエリーが多くみられます。
そもそもアクセサリーはそれぞれの民族がお守りや儀礼の際の衣装として身に着けていたものが装飾品として変化したものなので動物や植物のモチーフには縁起のいい意味だったり少しダークな意味合いがあったりします。
今回はそんなモチーフの中でも「トカゲ」などの爬虫類について紹介します。
同じ爬虫類のモチーフとして以前に紹介した蛇と同じように非常に人気があります。
世界中で装飾のモチーフとして用いられるトカゲ
トカゲは世界中のあちこちに生息している関係か、様々な国で良いイメージを持たれている生き物です。
日本の伝統的な彫金のモチーフとしてもつかわれることが多い印象があります。
インディアンジュエリーでは「水の場所を知るもの」として知性の象徴になっていますが、イモリと一緒くたになっているイメージもあります。
ちなみにトカゲとヤモリは爬虫類でイモリは両生類です。
皮膚がぬめぬめしているのがイモリでヤモリは皮膚が乾燥しています。
機敏に動くことから敏捷性、生命力の象徴にもなっており、蛇と同じように金運の象徴とされることも少なくありません。
ヤモリは「守宮」、イモリは「井守」
ヤモリとイモリはそれぞれ漢字表記でで「守宮」と「井守」と表記されることもあります。
ヤモリを「家守」と表記する場合もあります。
どれが正しいとかではなくいずれも家を守ってくれている、井戸を守ってくれている。お宮(神社)を守ってくれているありがたい存在とされています。
家の窓にヤモリがペタッと張り付いているのを見たことがある方も少なくないと思います。
家に出る虫を食べてくれるので家を守ってくれる存在と見られていたとも考えられています。
おそらく虫を食べる姿が家を守ってくれているように見えたのでしょう。
インドネシアに生息するトッケイヤモリ
家を守る、井戸を守るの他に特定のヤモリはその鳴き声が幸運をもたらすと言われているヤモリもいます。
インドネシアに生息するトッケイヤモリ。
見た目はちょっと毒々しい色合いをしていますが大きな鳴き声を上げるヤモリとして知られており「連続で〇回鳴き声を聞くと幸運が訪れる。」と言われています。
何回かはインドネシアのそれぞれの地方で違うようですが、とにかく鳴き声を連続で聞くと幸運になると考えられています。
名前のトッケイは鳴き声が「トッケイトッケイ」と鳴いているように聞こえる事から由来しています。
日本でも飼育することは可能なようですが鳴き声がかなり大きくて驚きます。
同じ効果を持つモチーフと天然石を合わせたアクセサリーを着けてみる
今回の紹介したトカゲや蛇というのは金運をアップさせると言われているので一緒にタイガーアイやシトリンを留めたものを身に着けると効果がアップしそうですね。
こういった考え方で選ぶ方は少ないと思いますが、指輪にしても金運アップの指というのはあるので同じ効果を持つ指輪を着けてみるといいかもしれません。
ただあくまで天然石や指輪の効果というのは身に着けている人間の行動を「後押しするもの」なので身に着けたらすべてうまくいくというわけではありません。
「うまくいくかも・うまくいきそう」というポジティブな感情が行動を後押ししてくれるかもしれません。